国境超え「小児がん撲滅を」 宮城県在住外国人が企画

国境超え「小児がん撲滅を」 宮城県在住外国人が企画

宮城県内在住の外国人が21日、小児がん撲滅を目指すイベント「セント・ボールドリックス・デー」を仙台市青葉区国分町のクラブで開く。抗がん治療で髪が抜けた子どもの気持ちを思い、主催者が丸刈りになってがん治療研究のための寄付金を募る。この催しは世界規模で行われており、日本で開催されるのは初めてという。

 企画したのは、国の事業で来日した青年組織「AJET宮城支部」の有志。メンバーは、小中学校で英語指導助手を務めている。

 セント・ボールドリックス・デーは、アイルランドの祭り「セント・パトリックス・デー」(3月17日)と、英語で「はげ頭の」を意味するボールド(bald)を掛け合わせた。2000年に米国で発祥し、これまでオーストラリアなど18カ国でイベントを開催。約48億円を集めた。

 当日は会場の「クラブシャフト」(国分町2丁目)に募金箱を置いて、アイルランドの音楽やダンスなどを楽しむ。既に9人が丸刈りを決意し、美容師の本田京太郎さん(33)がボランティアで髪を切る。寄付金は財団法人・がんの子供を守る会(東京)に送る。

 実行委員のケイ・ダラーさん(22)=米国=は祖母を乳がんで亡くした。「母国でもがんのチャリティーに参加した。日本でもやってみたい」とほほ笑む。

 丸刈りにするケビン・プリムリーさん(26)=同=は「仙台の地域社会に貢献したい」と張り切る。同じくダニエル・ジョーンズさん(31)=カナダ=は「さまざまな国の人と友達になるチャンス」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は午後6時半―8時半。アルコール飲み放題で2750円(募金含む)。連絡先はプリムリーさん090(6456)8180。電子メールアドレスはkebyou@gmail.com

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