がん闘病体験医師が講演

がん闘病体験医師が講演

4日 姫路商議所で
がんと闘いながら姫路聖マリア病院(姫路市仁豊野)で整形外科医として勤務する鍋島祐次さん(48)=姫路市白国=が10月4日午後2時から、姫路商工会議所(同市下寺町)で「今日を生きる」と題して特別講演をする。人生を前向きにとらえるまでの心境の変化を語る内容で、同病院は「体験者の言葉の重みを知って」と参加を呼びかけている。

 鍋島さんは2006年2月、膵臓(すいぞう)がんと診断され、3月に手術を受けた。07年4月と08年4月の2回、肝臓に転移したが、いずれも患部を摘出するなどし、職場復帰。現在、同病院で週4回、外来診療を受け持つ。

 講演会では、死への恐怖と闘いながら手術に踏み切った気持ちや、術後に栄養剤などを流し込む管が体に計15本つながれたときの苦しみを紹介。一方で、「家族の支えや友人らの見舞いを受けて前向きになれた」「自問自答を重ねるうち、一日一日を大切に生きようと思えるようになった」などと克服の過程についても語る。

 「闘病の様子を紹介することは医師の私に課せられた仕事」と話す鍋島さん。「気楽に聞いて生きるヒントにしてほしい」と話している。

 会場では、同病院の患者ら約40人の声もパネルで紹介する。無料。問い合わせは同病院ホスピス緩和ケア病棟(079・265・5126)へ。

(2009年9月30日 読売新聞)

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