がん治療薬服用 12人死亡

がん治療薬服用 12人死亡

去年4月に販売が始まったがんの治療薬を服用した患者の一部に、肝不全などの症状が現れ12人が死亡していたことがわかり、厚生労働省は、製薬会社に対し薬の使用上の注意を改め、副作用に注意を呼びかけるよう指示しました。

この治療薬は、大阪の製薬会社「バイエル薬品」が製造・販売している「ネクサバール錠200mg」です。悪性の腎細胞がんの治療薬として去年4月に販売が始まり、ことし5月からは肝細胞がんの治療薬としても効果が認められています。厚生労働省によりますと、これまでにおよそ5500人の患者が服用していますが、36人に肝不全や肝性脳症などの症状が現れ12人が死亡したということです。また、このうち4人については、服用後数日で死亡しているということです。このため厚生労働省は、製薬会社に対し薬の使用上の注意を改め、肝不全などの副作用に注意を呼びかけるよう指示しました。また、医療機関に対しては、患者に意識障害などの異常が見られた場合には投与を中止するなどの適切な処置をとるよう呼びかけています。

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