がん闘病 絵手紙に命込め 舞鶴の女性・500点遺作展

がん闘病 絵手紙に命込め 舞鶴の女性・500点遺作展

末期がんと闘いながら絵手紙の講師資格を取得し、今年8月に66歳で亡くなった楯洋恵さん(京都府舞鶴市余部上)をしのぶ作品展が、舞鶴市桃山町のカフェハナノキで6日まで開かれている。

 「キラキラ輝く命の絵手紙展」と題し、楯さんの近所に住む小原清子さん(65)が企画。2人は絵手紙の公認講師を目指して大阪の教室に通い、愛好者と交流した。昨年1月、楯さんは大腸がんで余命1年と診断され、入院中も絵手紙で他の患者を励ました。今春に資格取得後は抗がん剤治療を続けながら、自宅で念願の教室を開いた。

 会場には、楯さんの遺作約500点が並ぶ。「やりたいことを一生懸命」「トンネルの向こうに夢がある」など力強いメッセージに、ニンジンや赤れんがなど色鮮やかな絵が描かれている。小原さんは「闘病中は色彩が濃くなり、命を塗り込めているかのようだった」と振り返り、「持ち前の明るさで決して弱音を吐くことはなかった」と話す。

 楯さんをしのんで京阪神や四国からも愛好者が訪れる。楯さんの夫の正行さん(68)も「自分の知らないところで、広く交流があったことに驚いている」と涙ぐんでいる。

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