県、「がん対策班」新設へ

県、「がん対策班」新設へ

予防から治療を一元的に
 県は4日、がん死亡率の全国ワースト1位の汚名を返上するため、来年度、県のがん対策を一元的に担う「がん対策班(仮称)」を設ける方針を固めた。これまでの県のがん対策は、担当者が各課に分散するなど、がん撲滅を全面に打ち出した体制ではなかった。県は来年度以降、予防と治療を連携させながら、対策を横断的に推進する。

 がん対策班は、県が現在進めている来年度からの組織再編にあわせて、健康福祉部に設置される見通し。

 県のこれまでのがん対策は、予防については同部健康推進課が、医療体制については同部医務薬事課が担当していた。がん予防は、健康推進課が行う事業の中の一つという位置づけだった。県は「がん死亡率ワースト1の返上」を繰り返し唱えてきたが、庁内には「がん対策」に特化した部署はこれまでなかった。

 がん対策班は、予防から治療まで、県内市町村と協力しながら、横断的に立案し、県のがん対策の司令塔を担うことになる

 来年度は、がん予防のモデル事業として、検診の受診率が50%に満たない市町村を対象に、未受診者個人に対し、受診の働きかけを行うことを検討している。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


がんワクチン研究を報告 久留米大などがセミナー 久留米市 »
« 中性子がん治療研究施設:予算削減で存続危機 計画中止含め検討 /茨城