骨肉腫と闘う:/18 毒性の強い抗がん剤に耐える=社会部・佐々木雅彦 /大阪

骨肉腫と闘う:/18 毒性の強い抗がん剤に耐える=社会部・佐々木雅彦 /大阪

 第3クールの抗がん剤、メトトレキサートは4月7日、6時間かけて投与された。体内に長くとどまると腎臓や肝臓を傷つける。早速、翌8日に水分・電解質補液の大量点滴などが始まる。小便から排出させるわけで、これを数日間続けた。

 効き目が大きい一方、毒性の強いメトトレキサートはどぎつい黄色の液体。小便も真っ黄色だ。投与後間もなく、のどにたんがへばりつき、胃腸もどんよりという感覚に。寝る前、うがいをしながら何度も吐き気をもよおした。9日の採血では、肝機能の障害値が正常値上限の3倍近くにはね上がった。

 食後は、第1、2クールの時以上に胃が重く感じた。食べ残しの量が増える。例えれば、深酒を1週間続け、肝臓が鉛のように重くなり、ひたすらだるいといったところ。担当医は「じっとして血流を肝臓に回すのが回復に一番」と助言するが、このしんどさから解放されることを願い、ベッドでじっとする。

 11日、口内炎がのどにできた。これも化学療法の副作用だ。翌12日、だるさは少し軽くなったが、のどの痛みは悪化した。食べ物を細かく刻まないと飲み込めなくなった。<社会部・佐々木雅彦(44)>

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