コーヒーで死亡率高い前立腺がんのリスク低下も-ハーバード大研究

コーヒーで死亡率高い前立腺がんのリスク低下も-ハーバード大研究

12月8日(ブルームバーグ):米ハーバード大学メディカルスクールの研究によると、死亡率高い前立腺がんの進行リスクがコーヒーを飲むことで低減する可能性がある。

同大チャニング研究所のキャスリン・ウィルソン氏ら研究者が20年間にわたり男性5万人を対象に実施した研究では、1日6杯以上のコーヒーを飲む男性の5%は、1杯も飲まない人よりも病気が進行するリスクが60%低いことが分かった。飲む量が比較的少ない人では効果は小さく、比較的初期の症状の患者の間では関連性は見られなかったという。

コーヒーと前立腺がんの関係を指摘したのは今回の研究が初めてで、以前の研究では関連性がないと報告されていた。ウィルソン氏は従来と異なる結果について、前立腺がん患者をすべて同列に扱わず、病状の進行度別にコーヒーの飲用との関係を初めて分析したことが理由かもしれないと指摘。今回の結果を確認するにはさらなる研究が必要だと語った。

米国がん協会(ACS)によると、米国では今年、20万人近い男性が前立腺がんを患い、2万7000人余りが死亡した。米国人男性の間では、前立腺がんは肺がんに次いで2番目に死亡率が高い悪性腫瘍となっている。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo kshugo@bloomberg.net Editor:Fumihiko Kasahara記事に関する記者への問い合わせ先:Simeon Bennett in Singapore at sbennett9@bloomberg.net

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