がんペプチドワクチン療法:実用化へ人材育成 久留米大で講座始まる /福岡

がんペプチドワクチン療法:実用化へ人材育成 久留米大で講座始まる /福岡

久留米大学医学部などで研究が進む「がんペプチドワクチン療法」の実用化に向け、専門技術を持つ人材を育成しようと7日、同大で医療従事者・研究者向けの人材育成講座が始まった。

 がん細胞表面にあるペプチド(たんぱく質の断片)ワクチンを患者に投与すれば、人体の免疫機能を維持する「キラーT細胞」が刺激を受けて増殖し、ペプチドを目標に攻撃して、がん細胞を攻撃する治療法。外科手術▽抗がん剤▽放射線--などに次ぐ新たな治療法で、抗がん剤や放射線より副作用が弱いとされる。

 今年、新産業創出を目指す文部科学省の「知的クラスター創成事業」に採択され、同省の委託を受けた「久留米リサーチ・パーク」が講座を企画した。

 仙台や東京、岡山の大学から医師や看護師ら10人が参加。11日までの5日間、免疫検査の方法や外来実習などを、同大学医学部の伊東恭悟教授らから学ぶ。伊東教授は開講式で「みなさんは第1期生。きょうから今までになかった地平に入る。しっかり学んでほしい」と激励した。【平野美紀】

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