がんと闘い 初マラソンへ

がんと闘い 初マラソンへ

がんで胃のすべてを切除した府中市広谷町の団体職員皿海英幸さん(56)が13日、フルマラソンに初挑戦する。「支えてくれる家族や患者仲間に感謝し、精いっぱい走りたい」と張り切っている。

 2005年末に悪性度の高いスキルス胃がんが見つかり、抗がん剤治療を経て06年8月に胃を全摘した。経過は良好だが、消化などを助ける薬や定期的な検査は欠かせない。

 走るのはもともと好きだった。20代半ばで駅伝大会に出場。長距離走にはまり、10キロマラソンを中心に大会出場を続けていた。「お父さんなら胃がなくても走れるよ」。昨年末に聞いた妻の言葉で、フルマラソンを決意したという。

 出場するのは宮崎市である国際青島太平洋マラソン。2月から本格的に練習を始め、仕事後に5キロ、休日は20~30キロを走り込んだ。「スタミナが切れやすく、血糖値の変動も激しい」というハンディはウエストバッグにしのばせる栄養食品で補うつもりだ。

 制限タイム(6時間半)以内での完走が目標。「フル完走は大きな自信になる。患者仲間に明るい話題を届けたい」と皿海さん。楽しみながらゴールを目指す。

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