“がんの頂”踏破 仲間と復活登山 芳賀の水沼さん

“がんの頂”踏破 仲間と復活登山 芳賀の水沼さん

【芳賀】昨年秋にがんの手術をした東高橋の東高橋中部老人クラブ会長、水沼信一さん(72)は、11月30日から1泊2日で箱根登山に挑み、縦走に成功した。「山頂を極めたときの達成感をもう一度味わいたい」との強い思いを胸に、仲間の支援を受けながら復活を遂げた。

 水沼さんは7年前に発足した芳賀山遊クラブのメンバー。同クラブは、町内を中心にした60歳代から80歳代までの約200人が気軽に登山を楽しんでいる。

 昨年9月、直腸がん摘出のために約1カ月入院した。それまでは同クラブのメンバーとして2カ月に1回のペースで登山を楽しんでいた。

 退院後は一度も山に登っていなかったが、同クラブの40回記念を兼ねた忘年登山に誘われた。体力の回復に自信が持てなかったが、仲間の「一緒にもう一度登ろう。私たちがサポートするから」の言葉が背中を押し、水沼さんの決断につながった。

 登山は箱根の神山(1438メートル)と冠ケ岳(1409メートル)の縦走。39人の仲間と参加した水沼さんは、最後尾で仲間からの励ましを受けながら一歩ずつ歩き続けた。下りになるとひざに痛みが走り、最後は足が動かないほどの疲労に襲われた。約5時間かけて踏破した。

 水沼さんは「今回の登山は自信につながった。これからもみんなと一緒に登山を続けていきたい」と話している。

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