がん診療連携拠点病院:「相談窓口利用」1割 がん患者や家族--市民団体調査

がん診療連携拠点病院:「相談窓口利用」1割 がん患者や家族--市民団体調査

全国に375あるがん診療連携拠点病院に設置が義務づけられている患者の相談窓口「相談支援センター」を利用したことのある患者や家族が1割にとどまることが今年8~11月に「がん患者団体支援機構」(鳥越俊太郎理事長)が実施したアンケートで分かった。昨年行ったアンケート結果と利用状況はほぼ同じで、相談センターの周知が進んでいない現状が明らかになった。

 アンケートは全国で開かれたがんに関するイベントなどで、参加した患者や家族らに用紙を配布し、1020人から回答を得た。

 まとめによると、相談支援センターを利用したことが「ある」と答えた人は11%のみで、「ない」は84%に上った。センターが設置されていること自体を「知らない」と答えた人も52%に上った。

 乳がんの経験がある支援機構の若尾直子副理事長は「行政や病院はもっとセンターの普及啓発に力を入れるべきだ」と話した。【前谷宏】

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