「寅の砂像」がん患者ら制作/南さつま市

「寅の砂像」がん患者ら制作/南さつま市

南さつま市加世田の県立薩南病院で治療するがん患者とその家族でつくる「松実会」は10日、病院玄関脇に七福神と来年のえと「寅(トラ)」をかたどった砂像を作った。吹上浜砂の祭典実行委員会の協力を得た。
 患者の緩和ケアや患者、家族の交流の場をつくるため、昨年から年2回、砂像の制作に取り組んでいる。
 福を呼び込みそうな優しい顔の七福神と勇ましい表情のトラが、宝船から顔を出している。松実会メンバーら25人は、台座の松竹梅をかたどった部分を彫った。自身の名前やイニシャルも彫り「来年も元気で過ごせますように」との願いを込めた。外来患者らは「りりしいトラですね」と足を止めて見入っていた。
 松実会では、年間通じて花壇の手入れや帽子作りなどの催しを実施。同病院の川上百合子総看護師長(57)は「いろんなイベントを通じて、患者や家族が語り合うきっかけになる」と話し、砂像制作を手伝った同実行委メンバーらに感謝した。

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