本音、意地切々と…室蘭でがん患者の会が公開シンポ

本音、意地切々と…室蘭でがん患者の会が公開シンポ

西胆振を拠点とする「がん患者の会フォーエバー」(金子明美代表)主催の第1回市民公開がんシンポジウムが12日、日鋼記念病院(室蘭市新富町)で行われ、講演やパネルディスカッションなどを通してがん患者の現状に理解を深めた。
約100人が出席した。基調講演に立った同院緩和ケア科の柴田岳三科長は、西胆振在宅ホスピス・ネットワークが進める各ワーキンググループなどを紹介。「患者が希望する療法システムをつくらなければならない」と強調。小熊内科医院の小熊正人院長は在宅医療の課題、展望について「知識の普及や啓蒙(けいもう)、生活再建できる医療とネットワークの構築が必要です」などと述べた。

 金子代表が「患者の本音と意地」と題しマイクを握った。「病人に少しでも優しくしてください。みなさんのぬくもりを少しだけください」。ほほを伝う涙を抑え、患者としての思いを発した。「いつも言えない苦しさ、本音を少しでも言えるかもしれない。病気に対する強さを大きくできると思う」

 続いて、金子代表と柴田、小熊両医師、日鋼記念病院医療福祉相談室の酒本清一さん、伊達赤十字病院訪問看護ステーションの櫻田眞澄さんがパネルディスカッションを行った。

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