骨肉腫と闘う:/19 人工関節外せぬ、あぐらと決別=社会部・佐々木雅彦 /大阪

骨肉腫と闘う:/19 人工関節外せぬ、あぐらと決別=社会部・佐々木雅彦 /大阪

 毒性の強い抗がん剤を使う第3クールは2週目に入った。月曜の4月13日、肝機能の障害値がさらに上昇し、正常値上限の7倍に。それでも翌日、1週目と同じ抗がん剤が投与された。夕方から吐き気がし、食べられなくなる。体は重く、ベッドで上半身を起こすのもしんどい。これが拷問であれば、口を割りそうなつらさだ。耐えるほかない。

 18日、3食とも口にすることができるようになった。だが、口内炎が広がり、つばを飲み込む時も痛く、野菜ジュースを飲むとしみる。刺激のない軟らかいものしか食べられない。3週目の20日、下半身にも口内炎のような炎症ができた。

 痛さが峠を越したのは22日。肝機能の数値も回復してきた。土曜の25日から予定している一時帰宅では、くつろいで過ごせそうだ。今回の副作用のひどさは担当医にも予想外だったようだ。今後の投与方法を検討することになった。

 25日帰宅。家具店に注文していた椅子とテーブルが届いていた。あぐらや正座だと、人工関節が骨盤から外れる恐れがある。椅子に座る方が安全だ。これまでの生活スタイルと決別した。<社会部・佐々木雅彦(44)>

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


小児がんケア施設建設支援vチャリティーコンサート »
« 【会社をダメにした「あの一言」】処分や進退には言及せず「第一生命 生保不払い問題」