杉内 白血病患者 支援 ポスターへ出演 作製費用も提供 福岡中央特別支援学校を訪問

杉内 白血病患者 支援 ポスターへ出演 作製費用も提供 福岡中央特別支援学校を訪問

杉内俊哉投手(29)が自腹を切って白血病の啓発活動を行う計画を明かした。15日、「杉内基金」の活動の一環として、福岡市中央区の「福岡中央特別支援学校」を訪問。これまで勝利数に応じた寄付活動を行ってきた左腕は、知人に白血病患者がいることを踏まえ、啓発ポスターへの出演、作製費用の提供を決意。現役引退後には骨髄バンクにもドナー(提供者)登録したいという。

■基金に続く啓発活動

 現役最強左腕といわれる男だからこそ、その声で一石を投じられる。「プロ野球選手だからって、野球だけしていればいいわけじゃない。一人の人間としてやっていきたいと思った」。杉内が慈善活動の一環で、白血病の啓発ポスターに出演、数百万円とみられる制作費も出資する考えだという。

 これまで自らの名前を冠した「杉内基金」で寄付活動を行ってきた。1勝につき車いす1台、2008年からはAED(自動体外式除細動機)1台を故郷の福岡県大野城市などに寄付。さらに幅を広げて、白血病啓発も行おうというわけだ。

■「肖像権」球団と折衝

 白血病とは血液中の白血球群などが異常に増殖する疾患。骨髄移植が有効な治療法の一つだが、増加する患者数に対してドナーが慢性的に足りない事情がある。「僕自身も勉強しなきゃいけないことが多いし、知られていないことが多い」。その思いは重篤症状に陥った知人もいる、個人的な体験からくるものだ。「自分の周りにも(患者が)いるし、聞いてみると実際に多くいらっしゃるそうなんです」。実感が献身的な活動に結びついた。

 取り組みは働き盛りの今だけでなく、ライフワークとしてとらえている。現役引退後には「骨髄バンクに登録するとか」と骨髄提供も考えているという。第一歩となる啓発ポスターは、肖像権管理も含めた球団との折衝をクリアし、近日中にも製作にこぎ着けたい考え。ホークスの屋台骨を支えるその1球、ワンプレーが白血病の未来にもかかわる。

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