がん患者の精子保存病院27% 治療後の子づくりに向け

がん患者の精子保存病院27% 治療後の子づくりに向け

がん治療によって精子をつくる能力がなくなった後に子どもをつくる可能性を残すため、治療前に患者の精子を採取し凍結保存しているのは、全国の大学病院とがんセンターのうち27%にとどまるとの調査結果を、京都大泌尿器科が28日までにまとめた。

 保存していない施設のほとんどは、凍結保存を手掛けている不妊治療の開業医などを紹介していた。抗がん剤などで精子や卵子をつくる機能が損傷する場合があるが、将来、結婚や子どもを持つことを見据え、精子や卵子の保存を考えるがん患者は増えているとみられ、保存をしている医療施設などとの連携が重要になりそうだ。

 昨年2月、全国の大学病院とがんセンター計104施設の泌尿器科にアンケート、大学病院79、がんセンター11から回答があった。

 自施設で凍結保存しているのは24の大学病院で、がんセンターはゼロ。ほかの施設は、保存が必要と判断した患者がいたり相談があったりした場合は、保存をしている産婦人科医や、ほかの病院の泌尿器科を紹介するなどと回答。紹介先は開業医が62%、大学病院や総合病院が33%だった

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