皮膚がん発症の新マウス作成 中部大が世界初

皮膚がん発症の新マウス作成 中部大が世界初

悪性の皮膚がん「メラノーマ」を発症する新たなマウスの作成に、中部大(愛知県春日井市)の加藤昌志教授(環境衛生学)らが成功、近く米科学誌に発表する。加藤教授は「世界初の成果。日本や米国などで患者が増えているメラノーマの発症メカニズムの解明につなげ、将来の予防や治療に役立てたい」と話している。

 がんは、正常な細胞が良性腫瘍から徐々に悪性に至る「多段階型」と、一気に悪性になるため治療がより困難で、発症メカニズムも謎が多い「デノボ型」に大別される。

 加藤教授らが今回作成したのは、デノボ型がんを発症するマウスで、多段階型がんの発症マウスは既に作成していた。

 加藤教授らは、多段階型がんの発症マウスで腫瘍が悪性に至る経緯を調べたところ、エンドセリン受容体Bと呼ばれる分子が減少していることが判明。遺伝子操作でこの分子を減少させると、良性腫瘍の段階を経ずに悪性腫瘍が発症、デノボ型発がんがみられた

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