県在宅緩和ケア支援センター:療養中でも食べやすく パンフでメニューを紹介 /石川

県在宅緩和ケア支援センター:療養中でも食べやすく パンフでメニューを紹介 /石川

◇がん患者に優しく 食欲高めるきっかけに
 在宅緩和ケアの普及に努める「県在宅緩和ケア支援センター」(金沢市)は、がん患者を対象に、療養中でも食べやすいメニューを紹介するパンフレットを作成した。同センター相談員で看護師の木村美代さん(37)は「食べられないとあきらめず、一つのきっかけとして読んでもらえれば」と話している。【澤本麻里子】

 同センターは08年、がん患者が自宅でも安心して療養できるよう、県の支援を受けて県済生会金沢病院内に設置。患者や家族、医療従事者からも相談を受け付け、情報を提供することで、いつでも質の高い緩和ケアが受けられる仕組みづくりを目指している。

 開所後、木村さんは、食欲のない患者と、何とかして食べさせようとする家族がよくけんかすることに気付いた。「家族間の行き違いを何とかしたい」と、食欲のない時でも食べやすい料理を調査。病院内で試食会を開いたところ、多くの患者らでにぎわった。明るい雰囲気や、普段と違うメニューにつられて食べられるようになった患者もいた。

 パンフレットでは試食会で作ったメニューを中心に、食べやすく見た目も華やかな漬物ずしや、貧血に効果があるキュウリとワカメの酢の物の調理法などを紹介。医療用麻薬の影響で口の中が渇いた時のために、だ液腺マッサージの方法も掲載している。問い合わせは同センター(076・266・2922)。

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