万有製薬、転移を有する骨・軟部腫瘍治療剤の第II相国内臨床試験を開始

万有製薬、転移を有する骨・軟部腫瘍治療剤の第II相国内臨床試験を開始

万有製薬株式会社

転移を有する骨・軟部腫瘍治療剤 MK-8669
第Ⅱ相国内臨床試験の開始ならびに一部施設での被験者公募のお知らせ

万有製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:マーク・ティムニー)は、2009年11月より転移を有する骨・軟部腫瘍の維持療法を目的とした治療剤 MK-8669の第II相国内臨床試験を開始し、このたび一部の施設で被験者の公募を開始することとなりました。
悪性骨・軟部腫瘍は肉腫(サルコーマ)の一種であり、肉腫はその患者数の少なさから「忘れられたがん」とも呼ばれております。そして、抗悪性腫瘍療法の進歩にも関わらず、進行性の骨・軟部腫瘍は治療抵抗性を示すため、新たな治療法の開発が望まれています。
MK-8669は、mTOR(mammalian target of rapamycin)と呼ばれる細胞内シグナル伝達に関与する分子の働きを阻害することにより治療効果を示す、新しい種類の抗がん剤です。海外で実施された第II相試験において、骨・軟部肉腫に対する有効性が示唆されています。この治験薬の特徴は腫瘍の増殖を抑制することであることから、現在海外では、転移を有する骨・軟部腫瘍患者に対して本治験薬を、他の化学療法を実施した後の維持療法*として投与した際の、有効性及び安全性を評価する第III相試験が進行中です。
国内での臨床試験は、2009年11月より全国の医療機関で実施し、50名の患者さんの参加を目標としております。被験者の公募を行うのは当初大阪府、三重県の2施設に限りますが、状況に応じて公募施設の追加を検討いたします。登録期間は、2011年6月までを予定しています。
本臨床試験への応募受付けは当社委託の外部機関「治験お問い合わせセンター(0120-113-231)」が行います。
維持療法*:ある治療法によって治療効果がみられた、または治療によって病状が安定した場合に、その治療法の効果をできるだけ長期間維持するために行う療法をいいます。血液領域では標準療法として組み入れられていることが多いほか、最近では肺がんや乳がんなどで維持療法の臨床試験が実施されています。

以 上

万有製薬について
万有製薬は、グローバルに事業展開する研究開発型の製薬企業「Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.」の完全子会社です。医薬品は患者さんのためにあるという理念のもと、医療用医薬品およびワクチンの研究開発、製造および販売までを行っております。世界一流の医薬品・ワクチンを提供し、クオリティー・オブ・ライフの向上に貢献します。

<お問い合わせ先>
万有製薬株式会社 広報室
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア
TEL: 03-6272-1001 03-6272-1001 FAX :03-6238-9136

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