阪大、ES・iPS細胞で体内時計を再現-がん化の基準確立へ

阪大、ES・iPS細胞で体内時計を再現-がん化の基準確立へ

大阪大学の八木田和弘准教授らは胚(はい)性幹細胞(ES細胞)やiPS細胞(万能細胞)を使い、約24時間周期の体内時計である「概日時計」の発生過程を試験管内で再現することに成功した。再生医療で課題とされるがん化の危険性を評価する基準の確立に役立つ可能性がある。さらに母体のストレスや生活リズムの乱れが胎児の概日時計に与える影響の解明にも道を開いた。
 成果は米科学アカデミー紀要電子版に近く掲載される。
 研究チームはマウスのES細胞に発光酵素のホタルルシフェラーゼを遺伝子改変技術で導入。これを目印に概日時計の振動をリアルタイムで観察できるようにした。ES細胞とES細胞が分化する過程の概日時計を解析した結果、ES細胞では振動がみられず、分化を始めてから約2週間で振動が現れた。
 またES細胞から分化し、概日時計を形成した細胞を用いてiPS細胞を作製したところ、振動が再び消失。

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