船橋市立医療センター:「緩和ケア病棟」開設 看護師15人体制で対応 /千葉

船橋市立医療センター:「緩和ケア病棟」開設 看護師15人体制で対応 /千葉

◇来月2日、受け入れ開始
 船橋市金杉1の市立医療センターに「緩和ケア病棟」が開設され、2月2日から患者を受け入れ始める。積極的な治療を望めないがん患者の肉体的苦痛を和らげ、不安を軽減する医療を担う。患者や家族が穏やかに過ごせるよう工夫をこらしたという。【荻野公一】

 がん患者は体の痛みのほか、虚無感で心が落ち込み食欲がなくなったり、不眠症になるケースも多い。このため、同センターは精神科医とも連携し、体と心の両面から医療やケアにあたる。開設する20床のうち14床は個室。担当する看護師は15人で、夜間も2人が常駐し患者の要求にきめ細かく対応できる体制をとる。不安を抱える患者の家族の相談にも応じる。

 他の病院では、緩和ケア病棟に入院するため1~2カ月待機している患者もいることから、より多くの人に利用してもらおうと、患者の痛みが緩和すると在宅に移れるよう、地域の診療所の医師とも連携する。

 施設内には、ラウンジや屋上庭園、家族室があり、病棟は「元気が出るように」とオレンジを基調とした暖色系。ラウンジでは七夕やクリスマス、演奏会などの行事をしたり、野原に咲く花を生けて季節を感じてもらうという。ボランティアも募集する。緩和ケア内科の野本靖史部長は「心と体のさまざまな痛みを緩和して元気になってほしい。自宅にいるような空間を作っていきたい」と話している。

 医療センター医事課(電話047・438・3321)。

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