諏訪赤十字病院が新棟建設 がん診療、救急医療を強化

諏訪赤十字病院が新棟建設 がん診療、救急医療を強化

諏訪市湖岸通りの諏訪赤十字病院(455床)は28日、来年10月1日に新病棟を開院させると発表した。がん診療連携拠点病院、救命救急センターとして機能の充実を図る目的。総事業費15億円は同病院が全額負担する。

 記者会見で小口寿夫院長は「地域医療への貢献や病院経営の安定のため、施設拡充を決断した。医師、看護師らマンパワーを生かし、良質な医療の提供につながる」と話した。

 新棟は本棟東側部分に建設される。現在の駐車場(25台分)と玄関ロータリーの一部を利用し、鉄筋4階建てで高さ18メートル、延べ床面積は2700平方メートル。1階にがん患者に対応する外来化学療法室や患者サロン、2、3階に健診センター部門を移設、4階は託児所や事務室を置く。

 施設拡大後は現在10床の抗がん治療ベッドを30床まで増床が可能となる。また、健診センター移設などで本棟の空いたスペースを活用し、手術室を1増の7室に、集中治療室(ICU)ベッド数も4増の8床に充実させる方針だ。

 同病院は現在、安定的な医師確保ができており、新棟完成で30人程度の看護師増員で対応できるという。

 新棟予定地は都市計画法の高度地区に当たり、建築物上限が15メートルに制限されているが今月下旬、市都市計画審議会は適用除外の決定を下している。6月に建築確認申請を行い、10月着工、来年9月末完成の見込み。 

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