中国からモニターツアーでがん検診 医療観光の実証実験

中国からモニターツアーでがん検診 医療観光の実証実験

がん検診を目玉に中国人観光客を本県に誘致するメディカル・ツーリズム(医療観光)の実証実験で、モニターツアーの一行が29日から3泊4日の日程で長崎市などを訪れている。上海市と山東省から医師や会社経営者ら9人が参加しており、そのうち6人が30日、諫早市の西諫早病院「PET/CT画像診断センター」で検査を受けた。

 実証実験は観光資源と医療資源を組み合わせた新規産業創出の可能性を探ろうと、長崎市や長崎国際観光コンベンション協会、同市の民間企業などで設立した「ナガサキ・ウェルネス・ポート推進協議会」(会長・小澤寛樹長崎大教授)が企画。渡航には中国東方航空の長崎上海便を利用し、長崎市の伊王島や平和公園、雲仙市の雲仙温泉や島原市の雲仙岳災害記念館などを巡る予定。

 西諫早病院では、がんの大きさや正確な位置を調べられるPET/CT装置で6人の体幹部分を検査し、千葉憲哉院長が通訳を介して一人一人に結果を説明した。ツアーに参加した上海市精神衛生センターの医師、南達元さん(39)は「中国にもPETはあるが、受けるのは病気になってから。ツアーでは長崎のきれいな空気と美しい風景の中で健康チェックができ、お得。周りにも薦めることができる」と話した。

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