理研、原因細胞退治の目印発見 急性骨髄性白血病で

理研、原因細胞退治の目印発見 急性骨髄性白血病で

成人に多い血液がんの一種、急性骨髄性白血病の原因となる「白血病幹細胞」だけを狙い撃ちするための目印になる25種類のタンパク質を理化学研究所の石川文彦ユニットリーダー(血液内科学)らのグループが突き止め、3日付の米科学誌に発表した。

 白血病幹細胞は、体内で異常に増える白血病細胞のもとになる細胞。現在使われている抗がん剤は、白血病細胞を退治できても白血病幹細胞には効きにくく、いったん症状が改善しても再発の確率が高いことが問題となっている。幹細胞を退治できれば再発防止や根治につながるため、今回割り出したタンパク質は新しい治療薬や治療法を開発する際の有力なヒントになる。

 グループは、急性骨髄性白血病の患者61人の白血病幹細胞と、健康な人の血液成分をつくる正常な造血幹細胞の遺伝子を解析。それぞれの細胞で活発に働いている遺伝子を比較し、白血病幹細胞にだけ現れるタンパク質を25種類見つけた。

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