がん保険:手術前入院、保険金支払われず 約款あいまい

がん保険:手術前入院、保険金支払われず 約款あいまい

国民生活センターは3日、がん摘出手術を前に血糖値を下げるため入院した男性に対し、がん保険の入院保険金が支払われないケースがあったと発表した。同センター消費者苦情処理専門委員会は「本件は支払いを求めることができる」と判断した上で、「保険の約款があいまい。保険会社は支払い事由が明確になるよう改善することが求められる」とする助言をまとめた。

 男性は前立腺がんで08年5月、19日間入院して血糖値を調整し、翌月に再入院してがん摘出手術を受けた。5月分の入院保険金約20万円を請求したが、保険会社側はがん保険の対象外とし、再入院や手術の分は支払い対象とした。

 約款は、支払い事由を「がんの治療が必要とされ、その治療を受けることを直接の目的として入院していること」と記していた。同センターは保険会社に再考を求めたが、保険金は支払われなかった。同センターは「他のがん保険の約款でも同様の文言が使われており、今後もトラブルが懸念される」としている。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


白血病の原因細胞の識別 »
« 白血病薬への抵抗たんぱく質発見=再発防止へ期待-金沢大