「おっぱいレンジャー」で乳がん無くせ!

「おっぱいレンジャー」で乳がん無くせ!

ママ、もっと乳がんのことを知って――。子育て支援グループのNPO法人「わははネット」(高松市大工町)理事長の中橋恵美子さん(41)が「乳がん」の早期発見を願う絵本を作った。県内の各市町や乳がんのイベントなどで無料で配布している。

 「ボクはおっぱいレンジャー!」という題名でカラー22ページ。ママが病気にならないよう、子どもが「おっぱいレンジャー」になって、「しこり」がないかを調べる、といった内容となっている。絵と文章は子育て広場に集まる主婦らが作ったという。

 わかりやすく読めるよう、絵本では乳がんを「お豆さん」、乳がんのために切除した乳房を「ウインクしている」と表現するなど工夫を凝らしている。県内でがん検診を受けられる病院の一覧表なども掲載した。絵本は5千部作られ、県内の各市町や保健所、乳がんのイベントなどで無料で配っている。6、7日には高松市香西本町のイオン高松ショッピングセンターで啓発イベントも開くという。

 きっかけは、子育て広場に集まるママたちが乳がんについての知識が薄いことや検診の受診率が低いことなどが、中橋さんに感じられたからだ。作成に当たっては、子育て広場に集まる乳がん患者のママたちや知人らの経験談なども参考にしたという。
 中橋さんは「乳がんについて知っていても『まさか私が』とひとごとの人もいる。病気になってからでは遅い。絵本を読んで乳がんについて家族で理解して欲しい」と話す。

 県健康福祉総務課によると、県内の女性10万人当たりの乳がん死亡率は12.9人(2008年)。07年の15.4人より減ったが、各市町で無料で受診できる乳がん検診は40歳から始まることなどから、より若年層の早期発見がしにくいのが現状という。

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