出版:30年間のホスピス活動、思い出紹介--栄光病院・下稲葉理事長 /福岡

出版:30年間のホスピス活動、思い出紹介--栄光病院・下稲葉理事長 /福岡

◇5000人と接した思い出紹介 「患者は人生の先輩」
 死期を迎えた患者のためのホスピスケアで知られる栄光病院(志免町別府西)の下稲葉康之理事長(71)が約30年にわたる活動を振り返った「幸福な死を迎えたい」(1050円)が、いのちのことば社から出版された。5000人以上の死を看取(みと)ってきたという下稲葉さん。「患者は人生の先輩。死を迎える不安や怖さを医師として少しでもシェアできれば」と語る。

 下稲葉さんは80年から栄光病院の前身、亀山病院に勤務。86年に緩和ケア病棟を統括するホスピス長に就任した。現在も院長・理事長職に加え、ホスピス主監の肩書を持ち、一貫してホスピスに携わってきた。

 著書では、病棟で出会った患者との多くの思い出を紹介。死と向き合う患者たちの隣で、敬けんなクリスチャンでもある下稲葉さんが、死を超えた「いのち」の存在を感じ取る様が描かれている。

 下稲葉さんは「患者一人一人のありのままを受け止めるように努めてきた。これからも人生最後の日々をお手伝いしていきたい」と話している。

 同書の問い合わせは、同社の通信販売窓口(042・354・1222)。

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