がん検診 何度も催促

がん検診 何度も催促

死亡率ワースト1位返上へ
 県は新年度、がん検診の受診率を向上させるため、期限内に検診を受けなかった県民に再度電話などで受診を働きかけるモデル事業を行うことを決めた。がん死亡率全国ワースト1位の汚名を返上するための取り組みのひとつで、都道府県レベルで実施するのは全国初めてという。

 この仕組みは「コール・リコールシステム」と言われる。「40歳代後半」「女性」など受診対象者のリストをまず作成し、全員に検診案内を発送する(コール)。一定期間後、未受診者に対し、電話やはがきで再度受診を促す(リコール)という仕組みだ。

 未受診者1人1人に受診の働きかけを行うことが最大の特徴だ。県は「胃がん」「大腸がん」「肺がん」「子宮がん」「乳がん」を対象に行う予定。電話などで受診を促すスタッフがつめる受診勧奨センター(仮称)設置などの関連予算を2010年度一般会計当初予算案に計上する。県はまずモデル地区を選び先行実施するが、将来的には全県的に広げたい考え。リスト作成に伴うプライバシー保護や、適切なリコール回数などの課題を探る。

 また、県は新年度、がん検診の受診機会拡大のため、検診を休日実施するモデル事業も行う。忙しい会社員や、職場検診が進んでいない中小企業や自営業の人などの受診を想定している。休日に医師を確保するための人件費などを計上する。

 県は、現在大体20%台にとどまっている各がんの受診率を13年度末には50%に引き上げるとしている。

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