益田赤十字病院:がん拠点指定外へ 機器整備など、指定要件満たせず /島根

益田赤十字病院:がん拠点指定外へ 機器整備など、指定要件満たせず /島根

益田市乙吉町の益田赤十字病院が、10年度から厚生労働省の指定する「がん診療連携拠点病院」から外れることになった。高額な放射線治療機器などの整備を求める新たな指定要件を満たさないため。病院機能の強化を目的に国と県から受けていた補助金も対象外となるが、溝口善兵衛知事は8日の定例会見で「地域のがん対策が後退しないよう、対応していきたい」と語り、県単独の補助を検討していることを明らかにした。

 がん診療連携拠点病院はがん治療の地域格差をなくすことを目的に01年度に創設。指定により同病院は今年度、国と県からそれぞれ550万円の補助金を受けている。

 これまでは▽専門的ながん診療の提供▽地域の医療機関との連携▽相談支援センターの運営--などを要件としていたが、放射線治療機器の整備や専門の放射線専門医の常駐などの要件を09年10月までに満たすことが新たに求められていた。

 同病院は、数億円かかる機器の整備費や、圏域内の患者の状況などを考慮した上で必要性を検討したが、放射線治療が必要な患者については浜田医療センター(浜田市)などと連携する従来からの形で対応できると判断した。同病院の小川章事務部長は「治療への影響はなく、これまで通り近隣の病院と連携しながら対応していきたい」と話している

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