「患者目線」の医療議論 「在宅ケア研」プレ大会

「患者目線」の医療議論 「在宅ケア研」プレ大会

2011年7月に開催予定の「日本ホスピス・在宅ケア研究会沖縄大会」のプレ大会が13日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。県内外の在宅診療医、訪問看護師、ボランティアが在宅医療の現状や課題を報告。高齢社会を支えるための地域の連携ネットワーク構築の重要性が話し合われた。
 きなクリニック(那覇市)の喜納美津男院長は、医療技術の進歩や医療政策の影響で、今後、人工呼吸器や経管栄養を装着した医療依存度の高い患者を在宅で診る可能性や施設での在宅医療が多くなると指摘。大名訪問看護ステーションの宮城愛子さんは訪問看護の実情を報告した。
 にのさかクリニック(福岡県)の二ノ坂保喜院長は「医療費抑制のための在宅ではなく、患者のための在宅という視点で考えるべきだ」と話した。
 阪神淡路大震災をきっかけに発足したNPO法人阪神高齢者・障害者支援ネットワークの黒田裕子理事長は「一人暮らしの人の在宅を支えるには近所を巻き込むことが必要。その人らしい関係性の中で最期を迎えられるまちづくりが必要」と医療だけでなく、ボランティアや地域住民も含めたネットワーク構築の必要性を挙げた。

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