理研、白血病再発を引き起こす仕組みを解明

理研、白血病再発を引き起こす仕組みを解明

理化学研究所の石川文彦ユニットリーダーらは、成人の血液がんである「急性骨髄性白血病」の主な再発原因である白血病幹細胞が、抗がん剤へ抵抗する仕組みを解明した。白血病幹細胞が骨髄と骨の境界「ニッチ」で、“休眠状態”になり抗がん剤による死滅を避け、再発を引き起こすことを突き止めた。白血病を根治する治療法の開発につながる。
 詳細は14日付の米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジーの電子版に掲載された。
 ヒトの白血病状態を再現した「白血病ヒト化マウス」を使用し、「サイトカイン」という細胞の分化や増殖などにかかわる物質を注射した。サイトカインがニッチ内の白血病幹細胞の休眠状態を解き、抗がん剤で死滅させられることを確認した。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


小児がんのQOLを考えるシンポジウム 21日に大阪で »
« 十和田市立病院緩和ケア病棟 岐路に