乳がん治療カルテ誤記 女性患者が病院提訴 『左右間違え放射線照射』

乳がん治療カルテ誤記 女性患者が病院提訴 『左右間違え放射線照射』

乳がん治療の際、カルテの誤記によって健康な方の乳房に多量の放射線を照射されたとして、横浜市内の四十代の女性患者が十七日、治療した横浜南共済病院(横浜市金沢区)を運営する国家公務員共済組合連合会と担当医に慰謝料など約三千万円を求めて横浜地裁に提訴した。

 訴状によると、女性は二〇〇八年八月に同病院で、放射線医が患部を治療する左乳房でなく「右」と誤記。三週間で十六回、右乳房に放射線を照射された、と主張している。

 代理人によると、女性が浴びた放射線は、一年間の許容被ばく線量の三万二千倍に及ぶ。現在のところ影響はないが、将来、がんや白血病を発症する可能性があるという。

 会見した女性は「担当医は『何も起きない』と繰り返すばかりで、誠意がなかった。なぜ事故が起き、私にどんな危険があるのかを知らずに事故を終わりにすることはできない」と話した。

 同病院の蜂谷将史院長は「訴状の内容を確認してから対応したい」としている。

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