シンポジウム:がん患者の相談施設、英国に学ぶ--中央で21日 /東京

シンポジウム:がん患者の相談施設、英国に学ぶ--中央で21日 /東京

英国でがん専門病院の近くに建設され、患者のさまざまな相談に応じる「マギーセンター」の取り組みを紹介するシンポジウムが21日午後1時半、聖路加看護大学アリス・S・ジョンメモリアルホール(中央区明石町10の1)で開かれる。同センターは、世界各国でも注目され、日本にも導入を探る動きがある。シンポジウムには、センターの最高経営者らが参加、設立の経緯や具体的な取り組みを説明する。

 がん患者は病気だけではなく、仕事や家族など人生全般の悩みを抱える。国内では、地域がん診療連携拠点病院に相談支援センターが設置されているが、利用は伸びていない。

 マギーセンターは、95年に乳がんからの転移などで亡くなった造園家、マギー・ケズウィック・ジェンクスさんの「がん患者、家族、友人らの悩みに応える無料相談施設を作ってほしい」との遺志によって、96年に英国エディンバラのがん専門病院の敷地内に建設された。正式名称は「マギーズ・キャンサー・ケアリング・センター」。

 病院に近い一方、病院とは別の建物を利用するため、病院での悩み、今後の人生など、多くの患者が相談を寄せるようになった。現在、英国内に7カ所あり、世界各地からの視察も絶えないという。

 シンポジウムは、将来の地域医療のあり方を考え、国内へのマギーセンターの導入を模索している「30年後の医療の姿を考える会」が開く。マギーセンターの最高経営者、ローラ・リーさん、がん患者の家族、看護師らが参加する。

 参加無料、定員300人。問い合わせは白十字在宅ボランティアの会(ファクス03・3268・1629)。

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