乳がん:早期発見へ検診を 立花病院副院長・藤本さん、イベント開き呼びかけ /兵庫

乳がん:早期発見へ検診を 立花病院副院長・藤本さん、イベント開き呼びかけ /兵庫

◇藤本泰久さん(59)
 尼崎市に住む女性の乳がん検診受診率は約4%と、全国平均である10%の半分にも満たない。その現状を変えようと、08年、「尼崎の乳がん検診を推進する会」を作った。検診で早期に見つければ死なずにすむことを、コンサートなどのイベントを企画して、呼びかけている。

 大学時代の恩師に勧められ、乳がん治療に携わった。乳腺治療の専門医は、昔は珍しかった。「地味だったからこそ、やりがいがあった。乳がん処置数なら、おそらく関西一」と胸を張る。

 検診を広める活動は約15年前から。08年には、ネパールでも講演会を開いた。ネパールは女性の地位が低く、病院に行けない人が多い。乳がん患者のほとんどが末期で、死に至るという。「しこりに気づいたらとにかく病院へ、と言いたい。乳がんは死ななくてもいい病気だと、知ってほしい」と訴える。

 尼崎市の受診率を「最終的に80%以上に引き上げたい」と、目標は高い。21日午後1時半から、同市昭和通2の市総合文化センターで乳がん撲滅のチャリティーコンサートを開く。1000円。問い合わせは立花病院(06・6438・3761)へ。

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