早期発見へ検診を 徳島市で「がんを知る全国フォーラム」

早期発見へ検診を 徳島市で「がんを知る全国フォーラム」

日本人の2人に1人がかかるといわれるがんについて、検診の大切さなどを訴える「がんを知る全国フォーラムin徳島」(徳島新聞社など主催)が20日、徳島市のあわぎんホールであり、専門家や患者ら講師3人の話に約800人が熱心に耳を傾けた。

 東京大学放射線医学教室の中川恵一准教授が基調講演した。がんによる死亡が欧米で減り、日本で増え続ける理由として、がん検診受診率の低さを指摘。「子宮頸(けい)がんはワクチンと検診でほとんどなくせるのに、知らない人が多い。がんについての教育を中学3年ぐらいでしないといけない」と主張した。

 徳島県内のがん患者会「ガンフレンド」の勢井啓介代表は、自身の闘病体験を基に「後悔しない治療をするには情報が大事だが、現状は各病院の治療実績など十分な情報が開示されていない」と指摘。フリーアナウンサーの関谷亜矢子さんは「早期発見で完治するがんも多い。ぜひ検診を受けて」と呼び掛けた。

 この後、講師3人が「がんを生きる」と題して意見交換。関谷さんらのがん治療に対する疑問に、中川准教授は「セカンドオピニオンを求めるのは当たり前」「治療と痛みの緩和は両方必要」などと答えた。

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