がん患者 心の支えは 金沢で公開講座

がん患者 心の支えは 金沢で公開講座

◆日英の手法紹介◆

 がん患者が自分らしく生きるための支援のあり方を考える市民公開講座が20日、金沢市内で開かれた。金沢大学などの主催で、英国のがん患者支援施設「マギーズ・キャンサー・ケアリングセンター」の総括責任者ローラ・リーさんらが市民ら約200人を前に取り組みを紹介した。

 リーさんによると、同センターは英国に6カ所設置されている。病院の敷地に建ち、大きな窓や庭などがある開放的なつくりで、がん患者や家族、友人が無料で医療従事者に相談することができる。不安に陥った患者が「自分を取り戻せる空間」となっており、地元の寄付を募って運営しているという。

 また、淀川キリスト教病院のホスピス主任看護課長の田村恵子さんが「自分らしい人生を支える」をテーマに講演。「ケアリングでは患者さんが大切にしていることを常に意識しなければならない。治療方法など患者さんの決心を『生き方』としてとらえ、支えてあげることが大切です」などと話した。

 講演者らによるシンポジウムでは、「3人に1人ががんで亡くなる今、緩和ケアなど支援の形を整えていくことが重要。日本に合った支援のかたちを医療関係者、患者、家族とともに考えていきたい」などの意見が出た。

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