中外製薬 海外開発中の新規作用抗がん剤導入 10年後半から治験

中外製薬 海外開発中の新規作用抗がん剤導入 10年後半から治験

中外製薬は2月19日、スイスのロシュ社、米ジェネンテック社が欧米で新規作用の転移性大腸がん、進行性卵巣がんなどの治療薬を目指し開発中の「RG3616」のライセンス契約を締結し、日本での独占的開発・販売の実施権を取得したと発表した。中外も大腸がん、卵巣がんの治療薬を狙い、10年後半からフェーズ1を始める計画という。

「RG3616」は、がんの発生や進展に関与しているといわれる「ヘッジホッグ経路」を、細胞表面の標的蛋白(膜貫通型蛋白)に結合することで、同経路を阻害。それによりがん細胞の増殖を抑制すると考えられている。

「ヘッジホッグ経路阻害剤」と呼ばれる「RG3616」は、ジェネンテック社が、米国のがん専門バイオベンチャーCuris社の技術を使い、開発にこぎつけた。海外ではフェーズ2まで進んでいる。今回の導入で中外としては、最重点のがん領域のさらなる強化を図りたい考え。ロシュに支払う契約一時金、マイルストーンの額は非開示。

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