凸版印刷、がん組織の遺伝子解析向け低コストで高精度の手法開発

凸版印刷、がん組織の遺伝子解析向け低コストで高精度の手法開発

 凸版印刷株式会社 <7911>は22日、がん組織の遺伝子解析向けに、新しい解析手法「蛍光PHFA(Preferentially Homoduplex Formation Assay)」法の開発を表明した。

  従来の遺伝子解析手法「ダイレクトシークエンス法」では、採取したがん組織中の30%以下の遺伝子変異を正確に検出することは困難とされており、今回開発した「蛍光PHFA法」は、精密な熱処理を用い、わずか1%の遺伝子変異も再現性の高い検出ができ、さらに高価な酵素試薬を使用しないため低コスト化が可能となった。今回開発の同手法は、シカゴ大学との共同研究でも、実際の患者から採取したがん組織から、がんの遺伝子タイプを低コスト、高精度で解析可能にすると明らかにされた。

  同手法は今後、患者の遺伝的背景を考慮し、科学的根拠に基づいて各個人に効果的な治療・投薬方法を提供する「オーダーメイド医療」によって、患者個人の「QOL(生活の質)」向上とともに、薬剤副作用から派生する医療費の軽減など、医療費抑制に貢献する。

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