小児がんシンポ:付き添いにもケアを 医師・行政・患児家族が立場越え論議 /大阪

小児がんシンポ:付き添いにもケアを 医師・行政・患児家族が立場越え論議 /大阪

入院が必要な子どもたちのより良い治療環境を考えるシンポジウム「小児がんのQOL(生活の質)について考えるin大阪」(NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス主催)が21日、大阪市内で開かれ、約130人が参加し、活発に意見を交わした。

 まず四つの患児支援団体がそれぞれの活動の目的などを報告。続いて、医師、患児家族、行政担当者らが立場を越えて討議した。

 付き添い者に対するベッドの配置が、仮眠用を除き認められていない法制度上の問題について、松下彰宏・府健康づくり課長は「制度はいまだ患者にしか目を向けていない」と、家族のニーズを踏まえながら指摘した。

 河敬世・府立母子保健総合医療センター院長は「医師・看護師・事務方だけで手が回らないほどやることが増えた今、患者には医療者以外の専門家や家族からのケアも大切」と話し、できることから改善すべきと訴えた。多和昭雄・大阪医療センター小児科長は「大人の入院でも付き添いの問題はある。それぞれ自分のこととして考え、声を上げるべきだ」と話した。

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