鳥越さんが闘病体験語る、がん治療市民フォーラム

鳥越さんが闘病体験語る、がん治療市民フォーラム

市民フォーラム「長寿を目指して」(同実行委、(財)日本対がん協会、わかやま新報共催)が20日、和歌山市民会館大ホールで開かれ、約1300人ががんの先進治療の意義や限界などを学んだ。特別講演ではテレビでもなじみのある鳥越俊太郎さんが闘病体験を話し、予後の食事や運動、睡眠の大切さを訴えた。

6回目となることしのテーマは「古き皮袋に新しき酒を~がん治療の標準治療・代替治療・先進治療~」。

フォーラムは日赤和歌山医療センター泌尿器科の金岡俊雄副部長が、厚生労働科学研究~がんの社会学~と題し基調講演を行い、同科の林正部長が先進医療の意義・限界ついて教育講演した。

鳥越俊太郎さんは、5年前発症した大腸がん、その1年後には左右の肺がん、さらに昨年見つかった肝臓がんと4度のがん手術を乗り越えた自身の体験談「がんと向き合って」を講演した。

鳥越さんは、大腸がんの告知を受ける際、目の前に出されたレントゲンフィルムを見てがんであるだろうと予測できたといい、主治医に向かって「良性のものではありませんね」と尋ねると「はい良性ではありませんが、切除すればいいんですよ」と告げられた様子などを話した。またがんになって以来心掛けていることについては「食事、睡眠、運動を励行し、病気に負けないよう免疫力を高めている」と語り、参加者にもその実践を訴えた。最後に3氏による「生の尊厳」の討論会も行われ、その中で林部長は「がんと言われるとすぐ死ぬのではという心の躊躇(ちゅうちょ)が人を苦しめる。公的な病院がこのような講演会などをより増やし、皆さんに病気の怖さを少しでもぬぐってもらえたら」と今後もフォーラムを続けて行くことを話していた。

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