南砺中央病院:胃がんと誤診、臓器切除 市、和解金支払いへ /富山

南砺中央病院:胃がんと誤診、臓器切除 市、和解金支払いへ /富山

公立南砺中央病院で06年7月、南砺市在住の70代の女性患者が、実際は胃かいようだったのに胃がんと誤診され、胃やすい臓などを摘出されていたことがわかった。病院側は「胃かいようでも切除の必要があった」としているが、診断過程でミスがあったことを認め、市が和解金700万円を女性側に支払うことを決めた。

 市医療局によると、女性は手術前、胃カメラやCT(コンピューター断層撮影)の検査で胃がんが疑われた。女性が痛みを激しく訴えたため、病理組織検査の結果が出る前に手術に踏み切った。当時の外科医長が執刀し、胃を全摘出したほか、すい臓と脾臓(ひぞう)も切除した。

 しかし手術の10日後に出た検査結果で胃かいようと判明。病院は女性に検査結果を伝え、胃は摘出する必要があったがひ臓は切除する必要がなかったことを説明し陳謝した。女性は現在、健康で後遺症はないという。

 病院は約2カ月後に一連の経過を市医療局に報告したが、同局は公表しなかった。理由について同局は「糖尿病などの後遺障害がないか、3年近く経過観察が必要だったことと、本人が発表を控えるよう望んでいたため」としている。和解金支払いには議決が必要で、3月1日開会の市議会定例会に提案される。

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