抗がん剤治療患者に手縫い帽子寄贈、室蘭の久保さん

抗がん剤治療患者に手縫い帽子寄贈、室蘭の久保さん

抗がん剤治療で抜け毛した患者さんのために、手縫いタオル帽子をボランティアで製作、寄贈している久保いづみさん(48)=室蘭市、会社員=。「材料となるタオルの提供や一緒に製作協力してくれる方がいれば」と呼び掛けている。

 タオル帽子は岩手県や青森県などの市民団体が取り組みを始め、今や全国的な広がりを見せている。肌触りや吸湿性が良く、柄も種類が豊富なため、患者がその日の気分で複数の中から選ぶおしゃれも楽しめる。

 久保さんは自身が入院中に病棟で帽子をかぶっている患者を見かけたのが製作のきっかけになった。元来ものづくりが好きだったこともあり、以来「がん患者さんが頑張る力になれば」と心を込めて手縫いした100個以上のタオル帽子を病院に届けている。

 病院スタッフは「患者さんは喜んでいます。よくバンダナや毛糸の帽子、ウイッグを使う人がいますが、タオル帽子は実用性があり、何より製作者の気持ちがうれしいようです。髪の毛がつくので替えがあるといいみたいですね」と言う。

 タオル1枚から帽子1個を製作でき、色柄を利用して男性や女性、子供用などサイズを変えて作ることができる。慣れると1時間程度で1個作れるという。

 久保さんは「私自身が患者だったこともありますし、家族や周囲でもがんで亡くなった人が多い。できる範囲で気持ちを届けたい」と語っている。連絡は電話090・3398・5435番。

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