卒業式:骨肉腫で死去した生徒に特別校長賞 両親に贈る--函館稜北高 /北海道

卒業式:骨肉腫で死去した生徒に特別校長賞 両親に贈る--函館稜北高 /北海道

09年5月に骨肉腫で亡くなった函館稜北高(竹内和男校長)の池田ひとみさん(享年18歳)に1日、卒業式で特別校長賞が贈られた。

 池田さんの病気が分かったのは入学したばかりの06年4月。体育の授業中に右足に激痛が走り、歩くことさえままならなくなった。1年間は休学して治療に専念。07年、復学した後も入退院を繰り返し、2度の手術を受けた。08年6月に右足のひざ上から切断したが、吹奏楽の部活動も続けた。義足をつけて東京ディズニーランドなどへの修学旅行にも参加。池田さんはつらくても愚痴も言わず明るく振る舞い、周りには自然と人が集まったという。

 しかし、09年2月、再発が判明し入院。「管理栄養士になって病院の食事をおいしくしたい」との夢はかなわず、5月15日、息を引き取った。

 この日、特別校長賞と吹奏楽部の仲間からの花束、寄せ書きを手渡された父の博喜さん(61)と母の祥子さん(53)は「とてもうれしい。友達が好きで、入院直前まで学校に行きたがっていました」と話す。

 同校の図書室には、池田さんが愛読した約50冊の本が並んでいる。池田さんが好きだった花にちなんで「ひまわりBOOKS」と名付けられている。

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