骨肉腫と闘う:/28 治療大詰め、杖なしで歩く訓練も=社会部・佐々木雅彦 /大阪

骨肉腫と闘う:/28 治療大詰め、杖なしで歩く訓練も=社会部・佐々木雅彦 /大阪

◇治療は大詰め、杖なしで歩く訓練も
 化学療法第8クール2週目の昨年8月3日、入院時83キロの体重が最低の69キロに落ちた。食べられるかそうでないかで、やせて少し回復するという繰り返しだ。入院から2カ月の3月に75キロを切った時はショックだったが、どこまで減るのかを見極めてやろうという余裕も生まれた。

 8月7日、赤血球が正常値の半分に減った。「ずっとマラソンしているように全身に負担がかかっている」と担当医。第5クール以来の2回目の赤血球輸血となった。翌日には、歩いてもふらふらしないようになった。

 3週目の10日、白血球の数値も回復し、15日に一時帰宅した。

 17日に病院へ戻る。いよいよ最終の第9クールが始まる。腎機能値は徐々に下がり、これまでで最悪になっていた。投与されるのは、第3、第6クールと同じ毒性の強いものだ。今回も、抗がん剤を早めに排出させる方法を採用した。抗がん剤の黄色い液体を見ただけで気がなえるが、「ここを耐えればゴールは見える」と言い聞かせた。

 21日、杖(つえ)なしで歩くリハビリを始めた。2本足だけで歩く。赤ん坊のように不安定だが、やっとここまでたどりついた。<社会部・佐々木雅彦(44)>

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