大腸がんの疑問解決 NPO法人が浜松に『情報局』立ち上げ

大腸がんの疑問解決 NPO法人が浜松に『情報局』立ち上げ

14日、初講座
 大腸がんは増加傾向にあり、いずれがん罹患(りかん)の1位になるといわれるが、早期ならほぼ完治できる。広く知らせて予防につなげたいと、医師らでつくる浜松市のNPO法人「がん情報局」が14日、市民公開講座「浜松大腸がん情報局」を立ち上げる。大腸がんに特化した継続的な講座は全国でも珍しく、「地域の治療レベルを上げたい」と意気込む。

 大腸がんは約2メートルある大腸のうち、肛門(こうもん)に近い直腸と、直腸に近いS状結腸にできやすい。自覚症状はなく、検診での早期発見が有効。患者は50代から増加するが、近年は40代も増え、低年齢化が指摘されている。

 情報局の狙いは、講座を通じて予防、治療、術後、再発の不安など大腸がんの疑問に答えること。情報局理事長の渡辺亨・浜松オンコロジーセンター長(54)は「原因が分からず、早期発見しかない。しかし、治癒しやすい分、他のがんより情報が出回りにくい」と設立の経緯を話す。

 市民公開講座の第1回は14日午後1時から同市中区のアクトシティ浜松で開かれる。発起人で情報局理事の浅野道雄・松田病院内視鏡センター長(45)は「おなかを切らない、人工肛門を減らすなど進歩が目覚ましい。予防から治療、緩和ケアまで学び、備えてほしい」と来場を呼びかけている。

 講座は2部構成で、基調講演とパネルディスカッション。入場無料。事前に質問を募るため、希望者は情報局事務局=電053(452)6940=へ。

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