関門医療センター:最先端の「がん治療センター」開設--下関 /山口

関門医療センター:最先端の「がん治療センター」開設--下関 /山口

下関市長府外浦町の国立病院機構、関門医療センター(佐〓進院長)に先月28日、副作用が少ないといわれる放射線治療の効果を上げる最先端装置を導入した「がん治療センター」が開設された。

 日本人の三大死因の一つのがんは、高齢化社会に伴い死亡率が高まり、全国で年間30万人以上が死亡。県内の死亡率は28・5%(06年)で、全国的にも高い水準とされる。

 治療センターに導入されたのは、県内4例目となるPET(陽電子断層撮影装置)。PETは、ブドウ糖を多く消費するがん細胞の特性を利用し、悪性腫瘍の早期発見を可能にするが、今回導入した最新機種は、高精度で立体的な画像を撮影できるのが特長で、細胞を焼却する放射線の照射領域を最小限に抑えられるという。

 センターでは、内視鏡治療や化学療法を行うほか、院内にがん情報センターを備え、最新のがん情報を調べることもできる。開所式で佐〓院長は「がんは今や6割の人が治癒しており、不治の病ではない。市民ががんに向き合う施設にしたい」とあいさつした。

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