2週間の石綿作業で中皮腫発症 死亡の男性、労災認定

2週間の石綿作業で中皮腫発症 死亡の男性、労災認定

約40年前、神戸市兵庫区の川崎重工業兵庫工場内で、アスベスト(石綿)を扱う作業に約2週間従事した東京都の男性が中皮腫を発症、昨年10月に神戸西労働基準監督署から労災認定されていたことが5日、分かった。

 男性を支援していた「ひょうご労働安全衛生センター」が明らかにした。男性はことし1月、62歳で死亡した。

 厚生労働省は中皮腫の労災認定の要件として、石綿にさらされた期間を「原則1年以上」と定めており、作業期間が2週間での認定は異例。同省は「高濃度の暴露をしていれば1週間程度の作業でも発症が考えられる」としている。

 同センターによると、男性は1969年、大学の夏休みに神戸に帰省し、川崎重工業の業務を請け負う事業所で、アルバイトとして電車の車両内部に石綿を吹き付ける作業に当たった。大学卒業後、出版社を経営し石綿作業には一切かかわっていなかったが、2007年に中皮腫を発症した。

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