がん検診:受診率、低調 「恥ずかしさや健康過信」か--名張 /三重

がん検診:受診率、低調 「恥ずかしさや健康過信」か--名張 /三重

◇「子宮頸」25%、「乳」29.4% 目標の50%達成困難
 国の事業として名張市が今年度実施した女性対象の無料がん検診で、1月末現在の受診率は子宮頸(けい)がんが25%、乳がんも29・4%にとどまり、目標の50%は達成困難であることがわかった。事業は新年度も継続の予定で、市保健センターは「低調の原因を分析して啓発に生かし、1人でも多くの女性に受けてもらいたい」としている。

 国内では子宮頸と乳がんで年間1万人が死亡しており、とりわけ30~40歳台の若年層に多いのが特徴。ともに検診が早期発見・治療に有効とされ、英米の受診率は7割を超えている。

 日本はがん死者が年間34万人と、全死因の3分の1を占める「がん大国」。一方、検診率は子宮頸、乳がんが約20%と先進国では最低レベルで、向上が課題となっている。

 名張市での今年度の無料検診対象は、子宮頸がんが20~40歳のうちの2642人、乳がんは40~60歳のうちの3125人。昨年7月末、クーポン券を発送した。1月末までに子宮頸がんが660人、乳がんは920人が受診し、受診予約は2月末で終了した。

 低調だった原因について、同センターは「恥ずかしさや自分の健康への過信があるのかもしれない」と推測している。

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