がん拠点病院を独自指定…群馬県が新制度創設へ

がん拠点病院を独自指定…群馬県が新制度創設へ

国の「がん診療連携拠点病院」の指定基準が厳格化されたことに伴い、群馬県は新年度、独自に「がん診療連携推進病院」制度を創設する。

 国の基準変更で、県内で指定を受けている11病院のうち、沼田市の国立病院機構沼田病院と利根中央病院の更新が困難になることに応じた救済策だ。県は新年度当初予算案に、関連費用として2000万円を計上した。

 県保健予防課によると、国の制度は、病院が放射線や化学療法の医療従事者の数や治療設備の充実度など一定の基準を満たすと、医療従事者の研修や患者の相談業務などに国や県から補助金を受けられるという内容。しかし、国はこの基準を厳しくして新年度から適用するため、2病院は指定から外れる見通しとなった。

 2病院は北毛地区の中核病院の機能を担っており、県は、国よりも基準が緩い制度をつくり、補助金を交付することにした。県は、予算成立後に具体的な運用指針を定め、新年度の早い段階で2病院を指定する方針だ。2病院以外にも指定対象の拡大を検討し、がん治療を支援する。

 国のがん診療連携拠点病院については、群馬大付属病院(前橋市)や県立がんセンター(太田市)など9病院が、引き続き指定されることになっている。

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