県:大腸がん・糖尿病の最新情報、来月からインターネットで提供 /奈良

県:大腸がん・糖尿病の最新情報、来月からインターネットで提供 /奈良

◇納得できる医療の手助けに
 県は4月から、大腸がんと糖尿病に関する医療情報を提供するインターネットのサイト「県健康・医療情報ポータルサイト(仮称)」の運用を始める。医療情報がはんらんする中、医学的に信頼できる情報を提供し、治療方法を比較したり、予防に役立ててもらうのが狙い。県地域医療連携課によると、行政のこうした取り組みは全国的にも珍しいという。【阿部亮介】

 県によると、県内の死亡者総数(08年)に占めるがんの割合は30・8%で、全国平均の30%を上回った。さらに、糖尿病予備軍は県内に約25万人いるとされ、40歳以上では3人に1人の割合になるという。

 サイトでは、検診で大腸がんや糖尿病が疑われる人を対象に、年齢や性別、住所などを入力してもらい、それぞれに対応した情報を提供。検査を受けた項目や数値などについて説明し、精密検査などの費用や所要時間を例示する。このほか、検査の正確さや内容の重大性、病院を受診する際の手順なども紹介する。

 提供する情報は医師の助言を受け、医学的な根拠に基づいたものとする。大腸がんや糖尿病の検査を受けられる県内の病院も検索できるようにする。順次拡大し、将来的には胃や肺、乳、肝臓がんの情報も提供する方針。

 また、一般向けにも、食事や運動療法の予防効果、年齢やタイプに応じて気を付けるべきがんや早期発見に関する情報なども提供する。県地域医療連携課は「必要とされる最新情報を提供することで、納得できる医療を受ける手助けにしてほしい」としている。アドレスは未定で、4月以降、県のホームページに掲載する。

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